ポルボリン工場の電気機関車

ブエノスアイレス地下鉄の様々な車両を検査・修繕しているポルボリン工場では、入換のために電気機関車が1機配置されている。
元々ウルキザ将軍鉄道で活躍し、晩年はリンチ工場の入換に従事していた908号だ。構内入換のみ行う機関車なのだが、工場の構造上道路まで出てくるというなんとも素晴らしいロケーション。入換はやるなら朝か夜とのことで、どうしても夜の入換が撮りたかったのでタクシーで向かった。
まずは単機で工場の外へ。
路肩に止まり折り返し。貨車を連結します。
貨車を連結し一旦奥へ。
その間に「La Brugeoise」22号車が入換。この後同形式車を連結し2両で入換したのだが、本題ではないので割愛。
「La Brugeoise」の入換が終了し、再び908に運転士が乗り込む。
再び工場の外へ。
前照灯はLEDとなっていますが、非常にかっこいい機関車です。

空いた線路に入換し終了。このカットを撮った直後ものすごいアークを起こしたのだが、カメラを向けていなかったので撮れず。この手の撮影はパン下げまでカメラを向けなければいけませんね。


最後まで読んでくれた方のためにこの機関車が夜に入換を行う予兆を書いておきます。
入換は必ず23:30から始まります。23:20ごろに架線電源が入った状態であれば確定で入換が行われます。建屋内の上部に赤い光が見えたら架線電源が入っています。白い光のみ見えている場合は架線電源は入っていません。
Emovaにしっかり許可を申請して楽しく撮りましょう。

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