ロカ線いろいろ

アルゼンチン国鉄のロカ線と聞くと、日本製のToshibaこと4000形電車を思い浮かべる人が多いだろう。もちろん4000形電車は素晴らしいのだが、それ以外にも魅力的な車両がロカ線では活躍している。この記事ではロカ線のかっこいい車両について書いていく。

〜4000形 Toshiba〜

5422列車 Plaza Constitución行き
4000形08編成
Alejandro Korn〜Guernicaにて

やはりロカ線を語るうえで欠かせないこの日本製電車。電化した当時から活躍しており、広軌の線路を爆音モーターを唸らせながら走る姿は素晴らしくかっこいい。現在残る編成については置き換え計画が未定であり、まだ数年は現状維持となるだろう。

〜元ポルトガル国鉄 CP0100気動車〜

714列車 La Plata行き
CP0100 105号車
Informática〜Apeadero Arquitecturaにて

"NOHAB"の愛称で親しまれる元ポルトガル国鉄の気動車。1948年製であり、ロカ線全体でも最も古い車両と思われる。写真の105号車は検査明けなのか塗装や床下機器が綺麗。
運用区間はTren Universitarioと呼ばれる支線に限定されているが、この路線は延伸が計画されており、まさにこの記事を書いている数週間後には新しく4駅が開業する。今後も活躍を見ることができそうな注目すべき車両だ。

〜GT22 ディーゼル機関車〜

Cuenca Alta駅にて
4631列車 Cañuelas行き
GT22 A912+客車3B

ロカ線には非電化区間が存在し、その区間の普通列車はディーゼル機関車が牽引する客車列車となっている。機関車牽引の長距離列車ではなく、普通列車というのはとても魅力的である。もちろん普通運賃のみで乗車することもできるので、せひ撮るだけでなく乗車することもおすすめしたい。

酸素日記

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