ことでんの琴平線系統には4編成の600形が所属しており、それぞれ2編成ずつ琴平線と長尾線の車となっています。
その中でも601×602号は唯一の元東山線車(250形251H)で、他編成と違い地下鉄時代の面影を色濃く残した外観となっています。
今回は250形が1983年に東山線に登場してから40周年の節目であるため、今回の貸切を企画致しました。
3026列車 603×604 × 601×602
琴平線の有名撮影地である香東川橋梁で撮影。
後ろの603×604は元名城線の1615、1901号車なので、名城線+東山線の混結です。
フォトラン終了後は構内で撮影会を実施。
左から605×606,601×602,603×604の3並びです。605×606は元名城線の1617,1902号車。
参加者持参の行き先板を取り付け。実際に幕故障などが起きた場合は貼り紙での対応になると思われますが、中々面白いです。
非常用扉を開放。601はハシゴが設置されており全開にはできません。ことでんに譲渡された際に先頭車化改造された元名城車にも扉が取り付けられているのはおそらく連結作業のためでしょう。
2023年3月18日より長尾線のワンマン運行が開始したことで、長尾線車はワンマンの表示が取り付けられました。601×602は撮影会中に初掲出となり、新鮮な姿となりました。
日本で最初にして(今のところ)唯一の先頭車化改造した地下鉄車両である250形。このような貴重な車両が名古屋から離れ遠く高松の地上を走っているのは大変嬉しいことです。10年後、250形50周年をまたお祝いできることを祈っています。
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